さーかむのバカ
バカはお前ぢゃぁ〜!! (-_-)/~~~~ピシー!ピシー!   

ウィルス感染顛末記(01/07/28) (29日追補)



木曜日の晩だったと思う。海外からとおぼしきメール。
TIFFだかなんだかの画像系拡張子のついた添付ファイルがついていた。
とりあえずあやしいのでファイルは保存して、ワクチンソフトでチェックしたが、なんともない、とのことだったので、開いてみた。
が、拡張子が違うという。みると、もう一つ前に.DOCがついている。あやしいよな・・。でもWORDで開けるか、と開いた。
なんかマニュアルみたいな英文のファイル。わけわからず閉じる。

次の朝、金曜日。通勤途上、ふと、”あれ、やばいんぢゃないかな?”と思い立つ。んーむ、せめてダイアルアップルーターの自動接続機能くらい切っておけばよかったかな・・。
ダイアルアップルーターは、パケットが発生すると、かってにルーターの記憶している先にダイアルアップで接続してしまうのである。日常ではブラウザをクリックするだけで接続されるのであたかも常時接続のようで便利なのだが、キケンでもある。

さて、電車の中で新聞みてると、「サーカムが猛威を振るってる」ってな記事。ますますやべーぢゃん。。が、まだ心のどこかで、まさか・・という思いがあったんだろう。4月に会社であれだけひどい目にあったってのに・・

さて、夜帰宅。遅かったので、日記を書いただけで、メールもチェックせず。これが手遅れの要因か・・・・。

土曜日、そういえば昨夜はメール見なかったな、と、PCをレジュームし(日常、スタンバイ状態なのだ。これもキケンな要因である)、メールを読むと、未読15通・・。普段、多くても5〜6通(メーリングリストが大半だが)なのに、変だ!と思ったらら、うち5通ほどは、送り主がオレぢゃん!!。しかも添付ファイル付き。
どっと汗・・。やっちまったかぁあああ。
ルーターの接続記録を見ると、夜中に何度となく電話をかけている・・。

とりあえずネットワークから切断。ワクチンを実行。
感染してま〜す♪!!
駆除!!  できませ〜ん・・・。
とにかく削除削除削除!!。

EXEファイルは、CドライブのRecycleフォルダーにあった。あらためて、昨日の新聞を引っ張り出して、読むと、ゴミ箱に入って、ネットワーク条のPCに感染するらしい。感染手段がメールだけぢゃないってのがやばい。
となりのPC(普段は落ちてる)も、一昨日、一度立ち上げたよなぁ・・(-_-;)。

ネットワークから切り離し、起動する。こちらはワクチンが入ってないので、まずワクチン導入。RECYCLEフォルダーにはなにもファイル無いし、大丈夫?と思いつつチェックすると・・
感染してま〜っす♪。

が〜ん!!。メールだけぢゃないんかぁ。。。

とにかく、ここ数日絶ちあがってないノートをひっぱりだしてきて、各地の掲示板にご注意を書きこむ。
事態が事態だけに、マルチ書きこみしちゃいました。すいません>管理者方々。
自分のアホさを宣伝して回ってるみたいで、アレですが、仕方なし。

その後、ウィルスファイル関連を削除した、1号機がまともに動かなくなる。Windowsまでは立ち上がるのだが、各実行ファイル(EXE)が、ことごとく起動しない。「Scam32がありません」と、ウィルス本体を求めてくるのである。

ネットに繋がっているノートで、IPA経由、シマンティックのWebを覗く。駆除ソフトが配布されている・・・。ほ〜〜。

ノートでダウンロードし、FDに移して、1号機を駆除。無事稼働するようになる。続けて2号機。こちらはFDDが調子わるいので、MOで駆除。
さらに一応ノートもチェックするが、こちらは未感染。

と、2時間ほど汗だらけになり(汗をかいたのは、発信源になっちまって、みんなに迷惑かけたんぢゃないか!?という自責の念からであり、別にばたばたと動き回っていたわけではない。気が小さいのよ。あたし)

というわけで、迷惑をおかけしたかもしれない方々に、反省を兼ねて再発防止策をここに表明するものであります。
 

問題点
1.あやしいファイルを開いてしまったこと。
2.ワクチンで発見できなかったこと。
  ・ウィルス定義ファイルの更新を二週間ほどサボっていた。
  ・ワクチンの実行タイミングを一週間に一度としていた。
3.他に感染させてしまった(可能性がある)こと
  ・OutolookExpressを使ってた。アドレス帳には、自動登録でアドレスが蓄積されていた。
  ・ダイアルアップルーターで自動接続になっており、勝手に回線が接続される可能性があった。
  ・PCを毎回電断せず、スタンバイで立ち上げっぱなしにしていた。
  
今後の対策
1.ワクチンのウィルス定義ファイルは常に最新版にする。
2.定期チェックを毎日とする。
3.OutlookExpresの利用をやめる。
4.PCは(なるべく)電断する。
5.知らないおじさんにはついて行かない。
6.謎の添付ファイルは開かない。
7.知らない人から物をもらわない。

ちなみに、メーラーは、Kenm3というのも利用しているのだが、こちらは会社に接続したときのRAS専用として使っている。というのも、このメーラー、マルチサーバーに対応しておらず、いちいち設定を開いてPOPサーバーを変更しなければならないので、面倒くさいため。そのためやむを得ず?Expressも併用していたワケ。それもこれも、メーラーに金を払いたくなかったためであろう。だめぢゃん。



サーカムの症状
感染力は強いが、症状としては、それほど悪質なものではない。(10月16日までは)

感染すると、実行ファイルがRecycleフォルダーに潜む。
Mydocumentフォルダー内のファイルをランダムに選択してウィルスを付加し、アドレス張に掲載されているメールアドレスにこれまたランダムに選んだ相手に送信する。その際、HELLOなど、いくつかのバリエーションのメッセージを付ける。

ネットワークに繋がっている場合、メールだけでなく、他のPCのRECYCLEフォルダーにも次々感染していくらしい。

空ファイルか何かを作成して、Cドライブの空き容量を埋め尽くす。

10月16日になると、Cドライブのファイルを削除するらしい。

当該のEXEファイルなどを手動で削除する(ゴミ箱のクリアなど)と、以降、その他の全てのEXEファイルの起動ができなくなる。(Windowsは立ち上がる)
各実行ファイルをクリックすると、ことごとく、「Ccam32.EXEがみつかりません」とか表示して、起動しない。
(結果、タスクトレイに何も入らなかったため、システムリソースが92%もあった!!これは素敵(笑))。

この対策にはレジストリをいじる必要がある。

駆除のツールはシマンティックにより、無料で公開されている。
なお、駆除ツールをダウンロードする際には、感染していないことが明らかなPCで行うこと。
 
 

トップに戻る